ホワイトタイガーに会える動物園を探していませんか?真っ白な体に青い瞳を持つホワイトタイガーは、世界でも約250頭ほどしかいないとても珍しいトラです。2026年時点で日本で会えるのは、東武動物公園や群馬サファリパーク、平川動物公園など全国14園だけです。本記事では、この14園でどんなホワイトタイガーに会えるのか、飼育頭数や餌やり体験とあわせて紹介しています。白い体の理由(アルビノではなく「白変種」)や、飼育をやめた動物園もまとめたので、参考にしてみてくださいね。
ホワイトタイガーに会える動物園は日本で14園(2026年時点)
ホワイトタイガーは、インドにすむベンガルトラの「白変種(はくへんしゅ)」で、野生ではほとんど見られず、いまは動物園でしか会えません。日本国内で飼育されているのは30〜40頭ほどといわれています。2026年7月11日時点で、各園の公式サイト・公式SNS・最近のニュースでホワイトタイガーの飼育を確認できたのは、次の14園です。下の表に、飼育頭数の目安と、餌やり・ふれあい体験ができるかどうかをまとめました。
| 動物園 | 所在地 | 頭数の目安(2026年) | 餌やり・ふれあい体験 |
|---|---|---|---|
| 東武動物公園 | 埼玉・宮代町 | 約4頭 | ◯(おやつタイム) |
| 宇都宮動物園 | 栃木・宇都宮市 | 5頭ほど | ◯(お昼ごはん体験) |
| 群馬サファリパーク | 群馬・富岡市 | 11頭(国内最多クラス) | ◯(エサやり体験) |
| 伊豆アニマルキングダム | 静岡・東伊豆町 | 7頭ほど(三つ子含む) | ◯(餌やり体験) |
| いしかわ動物園 | 石川・能美市 | 約1頭 | — |
| ニフレル | 大阪・吹田市 | 1頭 | — |
| アドベンチャーワールド | 和歌山・白浜町 | 約2頭 | — |
| 姫路セントラルパーク | 兵庫・姫路市 | 約6頭 | ◯(ウォーキングサファリ) |
| 池田動物園 | 岡山市 | 約1頭 | ◯(ごちそうタイム) |
| 秋吉台サファリランド | 山口・美祢市 | 約2頭 | ◯(土日祝の餌やり) |
| しろとり動物園 | 香川・東かがわ市 | 複数飼育 | ◯(写真撮影・ふれあい) |
| とべ動物園 | 愛媛・砥部町 | 1頭 | — |
| アフリカンサファリ | 大分・宇佐市 | 飼育あり | ジャングルバスで観察 |
| 平川動物公園 | 鹿児島市 | 数頭(変動) | —(ガラス越し観察) |
ホワイトタイガーの飼育頭数や展示状況は、高齢化・死亡・他園への貸出・繁殖などでとても変わりやすいのが特徴です。上の頭数はあくまで目安で、実際に会えるかどうかは日によって変わることもあります。また、餌やりやふれあい体験は開催日・時間・料金が決まっている場合が多く、天候や動物の体調で中止になることもあります。「必ず会いたい」「体験したい」という場合は、おでかけ前に各園の公式サイトやSNSで最新の展示・イベント情報を確認してから向かうと安心です。
ホワイトタイガーに会える動物園14園を詳しく紹介
東武動物公園(埼玉・宮代町)
埼玉県宮代町の東武動物公園は、「東武動物公園といえばホワイトタイガー」といわれるほど、ホワイトタイガーで知られる動物園です。アジアの水の遺跡をイメージした神秘的なホワイトタイガー舎で、高さ3m以上のガラス越しや大型プール越しに、水とたわむれるトラを間近で観察できます。毎週土曜日には、ホワイトタイガーにおやつ(お肉)をあげられる「ホワイトタイガーおやつタイム」(1組500円)も開催されています。
東武動物公園は、ほかの動物園で暮らすホワイトタイガーの「ふるさと」でもあります。ニフレル(大阪)のアクアなど、東武動物公園生まれのホワイトタイガーが全国で活躍しています。料金やアクセスは、こちらの記事でまとめています。

宇都宮動物園(栃木・宇都宮市)
栃木県宇都宮市の宇都宮動物園は、ホワイトタイガーの親子に会える動物園として知られています。オス2頭・メス3頭ほどが飼育されており、2023年には双子の「アイカ」と「イオリ」も誕生しました。動物との距離が近いのが特徴で、「ホワイトタイガーのお昼ごはん」(500円)では、大きなお肉を食べる様子を間近で見られます。ホワイトタイガーがたくさん暮らす、家族連れにおすすめの動物園です。
群馬サファリパーク(群馬・富岡市)
群馬県富岡市の群馬サファリパークは、公式サイトによると国内最大級の11頭ものホワイトタイガーを飼育しています。2023年3月に生まれた双子の「ウラヌス」と「エリオス」は、2026年3月からウォーキングサファリゾーンの「Wild CATS World」へ引っ越し、金網越しに毎日間近で見られるようになりました。平日限定の「エサバスplus」や土日祝の「獣舎見学ツアー」では、ホワイトタイガーへの餌やり体験も楽しめます。たくさんのホワイトタイガーを見たいなら、まず候補にしたい施設です。
伊豆アニマルキングダム(静岡・東伊豆町)
静岡県東伊豆町の伊豆アニマルキングダムは、ホワイトタイガーへの餌やり体験が名物の複合レジャー施設です。体長2mのホワイトタイガーが目の前まで迫ってくるスリルが人気で、2024年9月にはメスの「シロップ」が三つ子を出産し、現在は7頭ほどが飼育されています。赤ちゃんの成長にあわせて、名前をつけたり記念写真を撮ったりする体験プログラムが開かれることもあります。料金やアクセス、そのほかの見どころは、こちらの記事で紹介しています。

いしかわ動物園(石川・能美市)
石川県能美市のいしかわ動物園では、「ネコたちの谷」というエリアでホワイトタイガーに会えます。2018年に完成した屋外展示場で、さまざまな角度からトラの姿を観察できるのが特徴です。オスの「クラウン」が暮らしており、冬には雪景色に溶け込む白いトラの姿を見られることもあります。ライオンやアムールトラなど、ほかのネコ科の動物とあわせて楽しめます。
ニフレル(大阪・吹田市)
大阪府吹田市のニフレルは、水族館・動物園・美術館が融合した「生きているミュージアム」です。「みずべにふれる」ゾーンで、オスのホワイトタイガー「アクア」に会えます。アクアは2013年3月16日に埼玉県の東武動物公園で生まれ、子どものころから水遊びが大好きだったことから「アクア」と名づけられました。体長2m以上・体重約150kgの立派なオスで、水辺で過ごす姿を間近で観察できます。
アドベンチャーワールド(和歌山・白浜町)
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは、パンダで有名なテーマパークですが、ホワイトタイガー(ベンガルトラの白変種)にも会えます。広い「サファリワールド」でトラやライオンなどの猛獣を観察でき、餌を食べる様子が見られることもあります。パンダやイルカのショーとあわせて、一日たっぷり楽しめる施設です。
姫路セントラルパーク(兵庫・姫路市)
兵庫県姫路市の姫路セントラルパークは、マイカーで回るドライブスルーサファリと、歩いて回るウォーキングサファリの両方が楽しめる施設です。ホワイトタイガーは複数飼育されており、ウォーキングサファリのエサやり体験ゾーンでは、金網越しに大きなトラへ餌をあげられることもあります(開催日・内容は時期により変わります)。遊園地やプールも併設され、家族でのおでかけに向いています。
池田動物園(岡山市)
岡山市の池田動物園では、ホワイトタイガーの「サン」に会えます。穏やかな性格で人気の個体で、園内では「ホワイトタイガーのごちそうタイム」といった、餌を食べる様子を見られるイベントが開かれることもあります。小高い丘の上にある動物園で、街を見下ろしながら動物とのふれあいを楽しめます。
秋吉台サファリランド(山口・美祢市)
山口県美祢市の秋吉台自然動物公園サファリランドには、ホワイトタイガーを間近で見学できる「ホワイトタイガー・ジャングル・トレイル」があります。土日祝の12時30分〜13時ごろには、幻の白いトラに直接お肉をあげられる餌やり体験も開催されています。ふれあい広場ではレッサーパンダやカンガルーなどにも会えるので、いろいろな動物とふれあいたい家族連れにおすすめです。
しろとり動物園(香川・東かがわ市)
香川県東かがわ市のしろとり動物園は、動物との距離がとても近い「自由すぎる動物園」として知られています。ホワイトタイガーの繁殖にも力を入れており、赤ちゃんが生まれたときには、写真撮影会や「抱っこ会」といったふれあいイベントが開かれることもあります。ホワイトタイガーをはじめ、若いトラやライオンとふれあえる貴重な体験ができる動物園です(イベントは動物の年齢・体調により変わります)。
とべ動物園(愛媛・砥部町)
愛媛県砥部町の愛媛県立とべ動物園では、ホワイトタイガーの「ソソノ」に会えます。ソソノは2010年10月9日生まれのトラで、2016年に群馬サファリパークからやってきました。午前中は屋外の放飼場、午後は室内の展示室で過ごし、室内では至近距離で観察できるのが魅力です。薄いブルーの瞳や、肌色に近いピンクの鼻・肉球など、ホワイトタイガーならではの特徴をじっくり見られます。
九州自然動物公園アフリカンサファリ(大分・宇佐市)
大分県宇佐市の九州自然動物公園アフリカンサファリでは、ジャングルバスに乗ってホワイトタイガーを観察できます。金網越しに餌をあげる体験ができることもあり、大迫力のトラを間近に感じられます。広大な自然の中で、ライオンやゾウ、キリンなど多くの動物とあわせて楽しめる、九州を代表するサファリパークです。
平川動物公園(鹿児島市)
鹿児島市の平川動物公園では、ガラス越しに間近でホワイトタイガーを観察できます。公式サイトによると、2025年2月と2026年6月にそれぞれ1頭ずつ亡くなっており、飼育数は変動しています。最新の頭数は公式サイトでご確認ください。桜島を望むロケーションの動物園で、コアラやレッサーパンダなど、ほかの人気動物とあわせて会いに行けます。
各園の飼育頭数はホワイトタイガーの死亡・繁殖・貸出で変わります。また、入園料や餌やり・ふれあい体験の開催日・料金は園ごとに異なり、変更されることがあります。最新の頭数・料金・イベント情報は、必ず各園の公式サイトで確認してください。
過去に飼育していた・現在は会えない動物園
「あの動物園にホワイトタイガーがいたはず」と思って調べている方のために、かつて飼育していたものの、現在はいなくなった動物園の状況も正直にまとめました。ホワイトタイガーは寿命や体調の変化で会えなくなることも多いので、おでかけ前の参考にしてくださいね。
大牟田市動物園(福岡)※2022年に飼育終了
福岡県大牟田市の大牟田市動物園は、福岡県で唯一ホワイトタイガーを展示する動物園として知られていました。しかし、2003年から飼育してきたメスの「ホワイティ」が2022年5月31日に老衰で亡くなり、園は「今後ホワイトタイガーは飼育しない」方針を公表しています。現在、大牟田市動物園ではホワイトタイガーを飼育していませんが、動物福祉に力を入れた展示で知られ、ほかの動物を楽しめます。
岩手サファリパーク(岩手)※2020年に飼育終了
岩手県一関市の岩手サファリパークでも、かつてホワイトタイガーを飼育していました。しかし、飼育していた「マハロ」が2020年12月12日に亡くなり、現在はホワイトタイガーを展示していません。岩手サファリパークは、マイカーやサファリバスでライオン・トラ・キリンなど約60種600頭の動物を観察できる施設として営業を続けています。料金やアクセスは、こちらの記事で紹介しています。

このほか、栃木県の那須サファリパークは白いライオン(ホワイトライオン)の展示で知られる施設です。ホワイトタイガーは現在展示されていないため、ホワイトライオンとの取り違えに注意してください。
ホワイトタイガーの豆知識
動物園でホワイトタイガーに会う前に知っておくと、観察がもっと楽しくなる豆知識を紹介します。
- アルビノではなく「白変種」…ホワイトタイガーは、全身の色素が抜けるアルビノ(先天的な色素欠乏)とは違い、体の色素が部分的に減った「白変種(リューシスティック)」です。そのため縞模様は残り、瞳は赤ではなくアイスブルー、鼻や肉球は肌色に近いピンク色をしています。
- 正体はベンガルトラ…ホワイトタイガーは、インドにすむベンガルトラの白い個体です。別の種類のトラではなく、白い毛色が生まれつき現れたベンガルトラを指します。体長は2.5〜3.9m、体重は140〜220kgほどになります。
- 野生ではほとんど見られない…白い体は森の中で目立ってしまい、獲物に気づかれやすく生き残りにくいため、野生ではめったに生まれません。野生では1951年にインドでオスの子どもが見つかったのが最後とされ、いまは動物園でしか会えない貴重な存在です。
- 世界に約250頭…ホワイトタイガーは世界でも約250頭、日本国内では30〜40頭ほどしか飼育されていないといわれています。日本の動物園でこれだけ会えるのは、実はとても恵まれた環境なのです。
よくある質問(FAQ)
- Qホワイトタイガーがいる動物園は日本にいくつありますか?
- A
2026年時点で、各園の公式サイト・公式SNS・最近のニュースでホワイトタイガーの飼育を確認できるのは、東武動物公園・宇都宮動物園・群馬サファリパーク・伊豆アニマルキングダム・いしかわ動物園・ニフレル・アドベンチャーワールド・姫路セントラルパーク・池田動物園・秋吉台サファリランド・しろとり動物園・とべ動物園・アフリカンサファリ・平川動物公園の14園です。飼育状況は変わることがあるため、最新の情報は各園の公式サイトで確認してください。
- Qホワイトタイガーの飼育頭数が一番多い動物園はどこですか?
- A
群馬県富岡市の群馬サファリパークです。公式サイトによると、国内最大級となる11頭のホワイトタイガーを飼育しています。たくさんのホワイトタイガーをまとめて見たい場合は、群馬サファリパークがおすすめです。
- Qホワイトタイガーはアルビノ(白化個体)ですか?
- A
いいえ、アルビノではありません。ホワイトタイガーはベンガルトラの「白変種」で、体の色素が部分的に減った個体です。全身の色素が欠けるアルビノとは違い、黒い縞模様が残り、瞳はアイスブルー、鼻や肉球はピンク色をしているのが特徴です。
- Qホワイトタイガーに餌やり体験ができる動物園はありますか?
- A
あります。東武動物公園(おやつタイム)、宇都宮動物園(お昼ごはん体験)、群馬サファリパーク、伊豆アニマルキングダム、秋吉台サファリランド、池田動物園などで、ホワイトタイガーへの餌やり体験が開催されています。開催日・時間・料金は園ごとに異なり、動物の体調などで中止になることもあるため、事前に公式サイトで確認してください。
- Qホワイトタイガーは世界に何頭いますか?
- A
ホワイトタイガーは世界でも約250頭、日本国内では30〜40頭ほどしか飼育されていないといわれる貴重な存在です。野生ではほとんど生まれず、いまは動物園でしか会えません。
まとめ
- 2026年時点でホワイトタイガーに会えるのは、東武・宇都宮・群馬サファリ・伊豆アニマルキングダム・いしかわ・ニフレル・アドベンチャーワールド・姫路セントラルパーク・池田・秋吉台・しろとり・とべ・アフリカンサファリ・平川の全国14園
- たくさん見るなら、公式で国内最大級の11頭を飼育する群馬サファリパーク(群馬)
- 餌やり体験ができるのは東武・宇都宮・群馬サファリ・伊豆・秋吉台・池田など
- ホワイトタイガーはアルビノではなくベンガルトラの「白変種」。世界に約250頭の貴重な存在
- 頭数や展示状況は変わりやすいため、最新の情報は各園の公式サイトで確認を
真っ白な体に青い瞳を持つホワイトタイガーは、世界でもごくわずかしかいない特別なトラです。日本では全国14園で会えるので、お近くの、または旅先の動物園を、ホワイトタイガーに会えるおでかけ先の候補にしてみてくださいね。


