まん丸な体でゆったり泳ぐアザラシを見られる水族館を探していませんか?水中をすいすい泳ぐ姿も、陸でごろんと寝ころぶ姿も、大人も子どもも見ていて飽きない人気者です。本記事では、アザラシの展示がとくに楽しめる各地の水族館を8か所、エリア別に紹介しています。アザラシの種類や見どころ、入館料金の目安もまとめたので、おでかけ先選びの参考にしてみてくださいね。
アザラシ展示の楽しみ方(見どころのチェックポイント)
ひとくちに「アザラシがいる水族館」といっても、施設ごとに見せ方はさまざまです。おでかけ前に、次の3つのポイントを知っておくと、アザラシ展示をもっと楽しめます。
- 円柱水槽・トンネル型…アザラシがすいすい泳ぐ姿を360度から見られる筒型の水槽や、頭の上をアザラシが泳ぐトンネル型・天井型の水槽。ダイナミックな泳ぎをまぢかで楽しめます。
- アザラシの種類…水族館で見られるアザラシは1種類とはかぎりません。おなじみのゴマフアザラシのほか、鳥羽水族館のバイカルアザラシ、海遊館のワモンアザラシなど、施設ごとにめずらしい種類に出会えます。
- ふれあい・えさやり…アザラシにさわったり、えさをあげたりできる体験プログラムを用意している施設もあります。開催日や参加方法は季節・混雑で変わるため、事前のチェックがおすすめです。
アザラシは水中を泳ぐ時間と、陸で休む時間をくり返します。動きまわる姿を見たいときは、えさの時間(もぐもぐタイム)や解説イベントの前後がねらい目です。ふれあい・えさやり体験は開催状況が季節や当日の混雑で変わるので、参加したい場合はおでかけ前に公式サイトで開催日と受付方法を確認してくださいね。
下の表に、今回紹介する8施設のアザラシの種類と見どころ、大人料金の目安をまとめました。料金は2026年7月時点で各施設の公式サイトを確認した金額です。
| 施設 | エリア | アザラシの種類・見どころ | 大人料金の目安 |
|---|---|---|---|
| おたる水族館 | 北海道・小樽 | ゴマフ/ゼニガタ・海を仕切ったプール | 1,800円 |
| アクアワールド大洗 | 茨城・大洗 | ゴマフ・「なごみの海」で上下から観覧 | 2,300円 |
| しながわ水族館 | 東京・大井町 | ゴマフ・トンネル型水槽/アザラシショー | 1,350円 |
| 横浜・八景島シーパラダイス | 神奈川・金沢区 | ふれあいラグーンでのんびり遊泳 | 3,500円(水族館4施設パス) |
| 新江ノ島水族館 | 神奈川・藤沢 | ゴマフ・アザラシプール/繁殖に成功 | 2,800円 |
| 鳥羽水族館 | 三重・鳥羽 | バイカルアザラシ・「極地の海」 | 2,800円 |
| 海遊館 | 大阪・港区 | ワモン・ゴマフ/「北極圏」の天井水槽 | 2,700〜3,500円(変動制) |
| 城崎マリンワールド | 兵庫・豊岡 | ゴマフ・ゼニガタ/「チューブ」のプール | 2,800円 |
【北海道】アザラシに会える水族館
おたる水族館(北海道・小樽)
小樽の海に面した、自然に囲まれた水族館です。海獣公園では、自然の海を仕切ってつくったプールでアザラシを飼育していて、ゴマフアザラシとゼニガタアザラシを間近で見られます。トドやアシカとならんで、アザラシがのびのび過ごすようすが名物です。えさやりなどを楽しめる「あざらしのじかん」も人気で、開催日時は公式サイトで案内されています。通常営業時の入館料は大人1,800円、小・中学生700円、幼児(3歳以上)350円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。
おたる水族館は、冬期間(12月〜3月上旬ごろ)は営業日・営業時間・展示内容が通常営業とは変わります。アザラシは冬の間、海が荒れて危険なため、波の影響を受けない別のプールに移されます。おでかけの前に、営業状況を公式サイトで必ず確認してください。

【関東】アザラシがいる水族館
アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城・大洗)
関東最大級の規模をうたう、茨城県大洗町の海の総合水族館です。「なごみの海ゾーン」でゴマフアザラシに会えて、水上でぷかぷか漂ったり、水中をおどろくほどのスピードで泳いだりと、いろいろな表情を楽しめます。観覧場所は岸側と水中側の2か所にあり、上からも下からもアザラシを眺められるのが特徴です。入館料は大人(高校生以上)2,300円、小・中学生1,100円、幼児(3歳以上)400円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。

しながわ水族館(東京・大井町)
大井町エリアにある、東京湾の環境をテーマにした水族館です。「アザラシ館」では、水量約240トンの大型水槽でゴマフアザラシの陸上と水中の姿を見られます。冷たいオホーツク海から流氷とともにアザラシがやってきたようすをイメージした水槽で、しながわ水族館はこれを日本初のアザラシのトンネル型水槽としています。全国的にもめずらしいアザラシショーも行われていて、繊細なアザラシがみせる愛らしい動きが人気です(ショーやえさやり体験の開催状況は変わるため公式サイトで確認してください)。入館料は大人(高校生以上)1,350円、小・中学生600円、幼児(4歳以上)300円と、都内では手頃な価格です(公式サイト/2026年7月11日時点)。

横浜・八景島シーパラダイス(神奈川・金沢区)
海の上にうかぶ、複合型の海のレジャー施設です。テーマの異なる4つの水族館があり、そのうちの「ふれあいラグーン」では、アザラシがのんびり泳ぐようすを間近で楽しめます。イルカやカワウソなど、いろいろな海の生きものとのふれあいプログラムがそろっているので、子ども連れのおでかけにぴったりです。水族館4施設に入れる「アクアリゾーツパス」は大人・高校生3,500円、シニア(65歳以上)3,000円、小・中学生2,200円、幼児(4歳以上)1,200円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。ふれあいプログラムの内容・開催状況は季節で変わるため、公式サイトで確認してください。

新江ノ島水族館(神奈川・藤沢)
「えのすい」の愛称で親しまれる、湘南・江の島のそばにある水族館です。「ペンギン・アザラシ」プールでゴマフアザラシを飼育していて、北の冷たい海でくらすアザラシがのびのび泳ぐようすを見られます。2024年には開館以来はじめてゴマフアザラシの繁殖に成功し、白い産毛につつまれた赤ちゃんが話題になりました(産毛は生後2〜3週間ほどで大人と同じ模様に生えかわります)。入館料は大人2,800円、高校生1,800円、中学生・小学生1,300円、幼児(3歳以上)900円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。
【東海・近畿】アザラシがいる水族館
鳥羽水族館(三重・鳥羽)
飼育種類数が日本最多をうたう、三重県鳥羽市の大きな水族館です。アザラシのなかでもとくに注目なのが、ラッコの水槽の近くにある「極地の海」エリアのバイカルアザラシ。ロシアのバイカル湖にすむ世界最小級のアザラシで、まん丸でずんぐりした体つきが愛らしいと人気です。国内でバイカルアザラシに会えるのは鳥羽水族館だけとされています(2026年7月時点)。館内はアザラシが見やすいように照明を落としていて、上下2段の観覧スペースからじっくり観察できます。入館料は大人2,800円、小・中学生1,600円、幼児(3歳以上)800円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。

海遊館(大阪・港区)
大阪・天保山にある、世界最大級の水族館のひとつです。アザラシは2種類いて、それぞれ違うエリアで見られます。「北極圏」水槽にいるのはワモンアザラシ。天井にも水槽があり、下を歩く来館者をのぞきにくるアザラシと目が合うこともある、めずらしい展示です。2024年4月には「北極圏」水槽がリニューアルされ、陸地が広くなってアザラシが過ごしやすくなりました。もう1種のゴマフアザラシは「モンタレー湾」水槽でくらしています。入館料は日によって変わる変動制で、大人2,700〜3,500円、小・中学生1,400〜1,800円、幼児(3歳以上)700〜900円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。
城崎マリンワールド(兵庫・豊岡)
兵庫県豊岡市の城崎温泉のそばにある、日本海に面した水族館です。海獣を展示する「チューブ(Tube)」では、トドやアシカとならんでゴマフアザラシやゼニガタアザラシを飼育しています。アザラシプールには、水中をジェット機のように泳ぐことから名づけられた「ジェット」など、遊び盛りの個体がいて、活発に泳ぐ姿を楽しめます。入館料は大人2,800円、小・中学生1,400円、幼児(3歳以上)700円です(公式サイト/2026年7月11日時点)。

【番外編】あざらし館が名物の旭山動物園(北海道・旭川)
水族館ではありませんが、アザラシ展示で有名な施設として旭山動物園も紹介します。北海道旭川市の旭山動物園には「あざらし館」があり、館の中心を貫く円柱水槽「マリンウェイ」が名物です。直径約1.5m・高さ約3mの筒状の水槽をゴマフアザラシがすいすい上下する姿を、360度から間近で見られます。あざらし館は2004年6月にオープンし、動物の生き生きした姿を見せる「行動展示」で全国的な人気を集めるきっかけになった施設のひとつです。入園料は大人1,000円、中学生以下は無料です(公式サイト/2026年7月11日時点)。

水族館で会えるアザラシの種類
水族館でよく見かけるアザラシの種類を紹介します。名前と特徴を知っておくと、展示を見るのがもっと楽しくなりますよ。
ゴマフアザラシ
日本の水族館でいちばんよく見られるアザラシです。銀白色の体に黒いごまのような斑点がちらばっていることから、この名前がつきました。北海道周辺のオホーツク海やベーリング海など、北の冷たい海にすんでいます。おたる水族館や大洗、しながわ、新江ノ島など、多くの水族館で展示されています。生まれたばかりの赤ちゃんは白い産毛につつまれていて、2〜3週間ほどで大人と同じ斑点模様に生えかわります。
バイカルアザラシ
ロシアのバイカル湖だけにすむ、世界でいちばん小さいアザラシの仲間です。海ではなく淡水の湖でくらす、めずらしいアザラシとして知られています。まん丸でずんぐりした体つきと、つぶらな瞳が愛らしいと人気です。国内でバイカルアザラシに会えるのは、前でも紹介した鳥羽水族館だけとされています(2026年7月時点)。
ワモンアザラシ
体に輪のような紋様(輪紋)があることから、この名前がついたアザラシです。北極周辺の氷の海にすむ小型のアザラシで、日本の水族館では海遊館の「北極圏」水槽などで見られます。天井の水槽から来館者をのぞきこむような愛きょうのあるしぐさが人気です。
ゼニガタアザラシ
体の模様が昔のお金(銭)のような輪の形をしていることから名づけられたアザラシです。北海道の東の沿岸などに一年を通してすんでいる、日本近海になじみの深い種類です。おたる水族館や城崎マリンワールドで、ゴマフアザラシとならんで見られます。
よくある質問(FAQ)
- Qバイカルアザラシが見られる水族館はどこですか?
- A
三重県の鳥羽水族館です。バイカルアザラシはロシアのバイカル湖だけにすむ世界最小級のアザラシで、国内で会えるのは鳥羽水族館だけとされています(2026年7月時点)。館内の「極地の海」エリアで、まん丸な体つきをじっくり観察できます。
- Q東京都内でアザラシがいるおすすめの水族館はどこですか?
- A
大井町のしながわ水族館です。「アザラシ館」の大型水槽でゴマフアザラシを展示していて、全国的にもめずらしいアザラシショーも行われています(開催状況は公式サイトで確認してください)。大人1,350円と都内では手頃な料金です。
- Qアザラシにさわったり、えさをあげたりできる水族館はありますか?
- A
横浜・八景島シーパラダイスの「ふれあいラグーン」や、おたる水族館の「あざらしのじかん」、しながわ水族館のえさやり体験など、アザラシとふれあえるプログラムがある施設があります。開催日・受付方法・料金は季節や当日の混雑で変わるため、参加したい場合はおでかけ前に各施設の公式サイトで確認してください。
- Qゴマフアザラシとゼニガタアザラシの違いは何ですか?
- A
模様のちがいが見分けるポイントです。ゴマフアザラシは体に黒いごまのような斑点があり、ゼニガタアザラシは昔のお金(銭)のような輪の形の模様があります。おたる水族館や城崎マリンワールドでは、この2種類をならべて見られます。
- Q入館料金は変わることがありますか?
- A
はい。料金は改定されることがあり、日によって金額が変わる変動制の施設(海遊館など)もあります。本記事の料金は2026年7月時点の各施設公式サイトの情報です。おでかけ前に最新の料金を公式サイトで確認してください。
まとめ
- めずらしい種類で選ぶなら、日本で鳥羽水族館だけのバイカルアザラシ、海遊館のワモンアザラシ
- ダイナミックな泳ぎを見るなら、しながわ水族館のトンネル型水槽や、旭山動物園(動物園)の円柱水槽マリンウェイ
- ふれあい・えさやりを楽しむなら、横浜・八景島シーパラダイスやおたる水族館、しながわ水族館
- 料金や営業期間・イベントの開催状況は変わるため、おでかけ前に最新情報を公式サイトでチェック
アザラシがいる水族館は、まん丸な体でゆったり泳ぐ姿に大人も子どもも癒される人気スポットです。屋内で楽しめる水族館も多いので、雨の日のおでかけ先や、クラゲなど他の生きものの展示とあわせて、下の記事も参考にしてみてくださいね。




