フラミンゴがいる動物園を探していませんか?ピンク色の羽が美しいフラミンゴは、実は全国各地の多くの動物園・水族館で見られますよ。本記事では、2026年6月時点で公式情報を確認できた代表的な施設を地域別・種類別に紹介しています。観覧のコツや撮影スポット情報もまとめているので、参考にしてみてくださいね。
本記事の情報は2026年6月時点のものです。展示状況・ショーの開催時間は変わることがあります。来園前に必ず各施設の公式サイト・公式SNSで最新情報をご確認ください。
フラミンゴの特徴・なぜピンク色なのか
フラミンゴといえば鮮やかなピンク色が印象的ですが、実はヒナの羽はグレーや白色です。成鳥になって色が変わるのは、食べ物に含まれるカロテノイド色素が体内に蓄積するためです。藻類や甲殻類(オキアミなど)に含まれる赤・橙の色素を消化し、羽根や皮膚に取り込むことでピンク色になります。動物園でもオキアミを与えてその色を保っています。
食事の色素が少ないと、成鳥でも羽が白くなることがあります。飼育下では専用フラミンゴフードとオキアミを与えることで、あの美しい色を維持しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体長・体重 | 80〜160cm/1.5〜3kg(種による) |
| 寿命 | 40〜50年 |
| 羽の色の秘密 | 餌のカロテノイド色素を体内に蓄積 |
| 生息地 | 南北アメリカ・アフリカ・アジア・ヨーロッパの塩水湖・干潟 |
| 世界の種数 | 6種(日本の動物園では主に4種を飼育) |
出典: 静岡市立日本平動物園 公式(フラミンゴ)・高知県立のいち動物公園 公式(参照日2026-06-24)
日本で会える4種類のフラミンゴ
世界には6種のフラミンゴが存在します。日本の動物園では主に次の4種が飼育されています。
| 種類 | 特徴 | IUCN保全状況 |
|---|---|---|
| ベニイロフラミンゴ(アメリカフラミンゴ) | 最も体が大きく、全身が濃いピンク〜赤に近い色。最も鮮やか | LC(低懸念) |
| ヨーロッパフラミンゴ(オオフラミンゴ) | 6種中最も大型。全体的に白っぽく羽の先が黒い。部分的にピンク色 | LC(低懸念) |
| チリーフラミンゴ | 淡いピンク色。脚の関節と水かきが赤いのが特徴。南米原産 | NT(準絶滅危惧) |
| コフラミンゴ | 6種中最も体が小さい。インド〜アフリカに生息。国内飼育数が少ない | NT(準絶滅危惧) |
出典: BirdLife DataZone(ヨーロッパフラミンゴ)・IUCN Red List(参照日2026-06-24)
フラミンゴがいる動物園【全国一覧】
フラミンゴは全国各地の多くの動物園・水族館で飼育されています。その中から、2026年6月時点で公式情報を確認できた代表的な施設を地域別に紹介します。
| 地域 | 施設名 | 都道府県 | 最寄り駅 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 旭川市旭山動物園 | 北海道 | 旭川駅 |
| 関東 | 上野動物園 | 東京 | 上野駅 |
| 関東 | 野毛山動物園 | 神奈川 | 和田町駅 |
| 関東 | 東武動物公園 | 埼玉 | 東武動物公園駅 |
| 中部 | 静岡市立日本平動物園 | 静岡 | 静岡駅 |
| 近畿 | 天王寺動物園 | 大阪 | 天王寺駅 |
| 四国 | 高知県立のいち動物公園 | 高知 | 土佐山田駅 |
| 九州 | 宮崎市フェニックス自然動物園 | 宮崎 | 宮崎駅 |
| 九州 | 福岡市動物園 | 福岡 | 平尾駅 |
【北海道】旭川市旭山動物園
旭山動物園のフラミンゴ舎(1997年開設・2019年改修)では、ベニイロ・ヨーロッパ・チリーの3種のフラミンゴを見られます。改修によりネットで囲われた施設になり、羽ばたきや飛翔、巣作りの様子も観察できるようになりました。夏季のみの開館のため、秋冬の訪問前は公式サイトで開館状況をご確認ください。JR「旭川駅」からバスでアクセスできます。
出典: 旭山動物園 公式(フラミンゴ舎)(参照日2026-06-24)
【東京】上野動物園
上野動物園では、2024年10月からフラミンゴ舎補修工事のため、フラミンゴ全羽をハシビロコウ舎に移して飼育しています。ハシビロコウと同じ空間でフラミンゴを見られる珍しい機会でもあります。フラミンゴ舎への戻り時期は公式サイト・東京ズーネットでご確認ください。JR「上野駅」から徒歩約5分です。
出典: 東京都公式(上野動物園フラミンゴ移動案内)(参照日2026-06-24)
【神奈川】野毛山動物園(入園無料)
横浜市の野毛山動物園は入園無料でフラミンゴに会える施設です。チリーフラミンゴ15頭・ベニイロフラミンゴ1頭を飼育しており、2024年にはヒナも誕生しています。繁殖が行われている生きたコロニーを身近に観察できますよ。相鉄線「和田町駅」から徒歩約15分です。
出典: 野毛山動物園 公式ブログ(フラミンゴ)(参照日2026-06-24)
【埼玉】東武動物公園
東武動物公園ではベニイロ・ヨーロッパ・チリー・コフラミンゴの4種が見られます。国内でも4種すべてに会える施設は多くなく、フラミンゴ好きには見逃せない場所です。東武動物公園線「東武動物公園駅」から徒歩約10分です。
出典: 東武動物公園 公式サイト(参照日2026-06-24)
フラミンゴ以外の珍しい動物にも興味がある方はこちらもどうぞ。

【静岡】静岡市立日本平動物園
静岡市立日本平動物園のフライングメガドーム内では、ベニイロ・チリー・コフラミンゴの3種が飼育されています。2024年には約20年ぶりに人工育雛(ヒナの人工育て)が成功した繁殖実績のある施設です。JR「静岡駅」からバスでアクセスできます。
出典: 静岡市立日本平動物園 公式(フラミンゴ)(参照日2026-06-24)
【大阪】天王寺動物園
大阪市の天王寺動物園「鳥のセカイ」ゾーンでは、ベニイロフラミンゴをはじめ複数種のフラミンゴを見られます。大阪市内でアクセスしやすい公立動物園です。地下鉄「天王寺駅」から徒歩約5分です。
出典: 天王寺動物園 公式(フラミンゴ)(参照日2026-06-24)
【高知】高知県立のいち動物公園
高知県立のいち動物公園では、チリーフラミンゴとベニイロフラミンゴの2種が飼育されています。繁殖にも取り組んでいる施設で、運が良ければ求愛ディスプレイ(「頭の旗振り」「翼の敬礼」)が見られることもありますよ。バスでのアクセスとなるため、公式サイトで交通案内をご確認ください。
出典: 高知県立のいち動物公園 公式(フラミンゴ)(参照日2026-06-24)
【宮崎】宮崎市フェニックス自然動物園(フライングショー必見)
フラミンゴ観覧で特におすすめなのが宮崎市フェニックス自然動物園です。チリーフラミンゴ約50羽によるフライング・フラミンゴショーが昭和46年から続いており、2012年にリニューアルされました。平日1日2回(11時30分・15時)、土日祝1日3回(11時30分・13時30分・15時)実施、所要時間は約10分です。大群のフラミンゴが飛ぶ光景はほかの施設では見られません。鳥インフルエンザ等の防疫状況によっては休止になる場合があるため、来園前に公式サイトで開催状況をご確認ください。JR「宮崎駅」からバスでアクセスできます。
出典: 宮崎市フェニックス自然動物園 公式(フライングショー)(参照日2026-06-24)
【福岡】福岡市動物園
福岡市動物園の北園フラミンゴゾーンでは、ベニイロフラミンゴを含む3種のフラミンゴを見られます。「3種ともすごくこわがりなので、フラミンゴゾーンからあまり出てきません」と飼育員が話しているほど繊細な動物ですが、じっくり観察するとそれぞれの種類の違いが分かりますよ。地下鉄「平尾駅」から徒歩約15分です。
出典: 福岡市動物園 公式(ベニイロフラミンゴ)(参照日2026-06-24)
種類別に会える施設
特定の種類のフラミンゴに会いたい方は、種類別の施設リストを参考にしてみてください。
コフラミンゴに会いたい方へ
コフラミンゴは国内飼育数がとくに少なく、会える施設が限られています。2026年6月時点で飼育を確認できたのは、東武動物公園(埼玉)・静岡市立日本平動物園(静岡)・天王寺動物園(大阪)などです。希少なコフラミンゴを目的に訪れる際は来園前に必ず公式サイトで展示状況を確認してくださいね。
4種すべてに会いたい方へ
国内で4種すべてに会える可能性があるのは東武動物公園(埼玉)です。ベニイロ・ヨーロッパ・チリー・コフラミンゴの全4種を1か所で見られます。各種の体の大きさや色の違いを見比べてみてくださいね。
希少な動物に興味がある方はこちらもどうぞ。

観覧のコツ・撮影スポット
フライングショーがある施設は必見
宮崎市フェニックス自然動物園では約50羽のチリーフラミンゴが飛ぶショーを実施しています(2026年6月時点)。大きな群れが低く飛ぶ光景は圧巻で、子どもにも大人にも人気のイベントです。鳥インフルエンザ等の防疫状況によっては休止になる場合があるため、来園前に公式サイトで開催状況をご確認ください。ショー時間(平日2回・土日祝3回)に合わせて訪問しましょう。
「片足立ち」は夏場に少なくなることも
野毛山動物園の飼育員によると、夏場は体温保持の必要が下がるため、両足で立つ姿が増えるとのことです。有名な「片足立ち」は涼しい時期の方が観察しやすいかもしれません。
出典: 野毛山動物園 公式ブログ(参照日2026-06-24)
撮影のコツ
フラミンゴは繊細で音に敏感な場合があります。ネット越しの施設では斜めから撮影すると枠が入りにくくなります。朝や夕方は逆光を避けやすく、羽の色もきれいに映ります。フラッシュは禁止の施設もあるため、必ず施設のルールを守って撮影してください。
旭山動物園のフラミンゴ舎は夏季のみ開館
旭山動物園のフラミンゴ舎は夏季営業期間のみ公開されています。冬季開園中は閉館しているため、旭川を訪れる際は事前に公式サイトで開館スケジュールをご確認ください。
よくある質問(FAQ)
フラミンゴはなぜピンク色なのですか?
フラミンゴのピンク色は生まれつきではなく、食べ物に含まれるカロテノイド色素が原因です。藻類や甲殻類(オキアミなど)に含まれる赤・橙の色素を体内に蓄積することで、羽や皮膚がピンク〜赤色になります。動物園ではオキアミや専用フラミンゴフードを与えることで色を保っています。食事の色素が少ないと白っぽくなることもあります。
フラミンゴはなぜ片足で立つのですか?
片足立ちの理由はいくつかの説があり、学術的に確定していません。有力なのは「体温保持のため(水に浸けている足を温める)」説と「筋肉の疲れを左右交互に分散する」説です。野毛山動物園の観察では、夏場は体温保持の必要が下がるため両足で立つ姿が増えるとされています。
日本で一番フラミンゴが多い動物園はどこですか?
宮崎市フェニックス自然動物園ではチリーフラミンゴが約50羽飼育されており、国内最大規模のフラミンゴコロニーのひとつです。また、フライング・フラミンゴショーでは群れが飛ぶ姿を観覧できます(展示規模は施設の方針で変わることがあるため来園前に公式でご確認ください)。
フラミンゴのヒナが見られる時期はいつですか?
繁殖期は施設によって異なりますが、春〜夏(4〜7月ごろ)に産卵・孵化が多い傾向があります。高知県立のいち動物公園では7月上旬から産卵が始まると記録されています。ヒナは最初グレー〜白色で、成長するにつれてピンク色になっていきます。各施設の公式SNSで繁殖情報をチェックしておくと、ヒナに会いやすいですよ。
フラミンゴのミルクとは何ですか?
フラミンゴのヒナは、親鳥が口から分泌する「クロップミルク(フラミンゴミルク)」で育てられます。これは哺乳類のミルクとは異なり、嗉嚢(そのう)から分泌される液体で、赤い色素を含みます。栄養豊富で、ヒナの初期成長に欠かせない食物です。オスもメスも分泌します。
水辺の生き物についてもっと知りたい方はこちらもどうぞ。

まとめ
フラミンゴがいる動物園まとめ
- フラミンゴは全国各地の多くの動物園・水族館で見られる。本記事では代表施設9か所を紹介
- ピンク色の理由は食べ物のカロテノイド色素。生まれたときは白〜グレー
- 日本で会える種類はベニイロ・ヨーロッパ・チリー・コフラミンゴの4種が主
- 本記事で紹介した施設の中で4種すべてに会えるのは東武動物公園(埼玉)(来園前に公式で最新の展示状況を確認)
- フライングショーは宮崎市フェニックス自然動物園(チリーフラミンゴ約50羽・2026年6月時点で実施中。防疫状況により休止の場合あり・来園前に公式で確認を)
- 野毛山動物園は入園無料でフラミンゴに会える
訪問前のチェックポイント
- 旭山動物園のフラミンゴ舎は夏季のみ開館。冬の来園前は要確認
- 上野動物園は2024年10月から仮展示場所が変更中。来園前に東京ズーネットで確認を
- 宮崎のフライングショーは平日2回・土日祝3回。時間を合わせて訪問するとお得
- コフラミンゴは飼育施設が少ない。目的の施設の展示状況は必ず事前確認を
全国各地の動物園でフラミンゴに会ってみてくださいね。
参考: BirdLife DataZone(ヨーロッパフラミンゴ)・高知県立のいち動物公園 公式(いずれも参照日2026-06-24)


