ユキヒョウに会いに行きませんか?2026年現在、日本でユキヒョウを見られる動物園は全国6か所・14頭です。北海道から愛知まで、各地でさまざまな個体に会えますよ。本記事では、施設ごとの展示場所・個体名・最新情報を一覧でまとめています。参考にしてみてくださいね。
【2020〜2026年】日本のユキヒョウをめぐる主な出来事
2019年の記事初公開以降、日本国内のユキヒョウは大きく動きました。複数の個体が老齢により亡くなり、繁殖が成功した一方で、現在は6施設14頭と施設数・頭数ともに縮小しています。
- 2020年9月アドベンチャーワールド(和歌山)のシリウス(オス・享年15歳)が腎不全のため2020年9月18日に死亡。同園のユキヒョウ飼育が終了。(出典: 東京ズーネット、参照日: 2026-06-24)
- 2022年4月大森山動物園(秋田)でアサヒ(メス・11歳)が日本の最高齢記録を更新する初産に成功。メスの「ヒカリ」が誕生(4月30日)。
- 2023年3月いしかわ動物園(石川)で石川県初の自園繁殖成功。スカイ(オス・父)とジーマ(メス・母)の間にメスのヒメルが誕生(3月31日)。「ヒメル」はドイツ語で「空」を意味します。
- 2024年3月〜10月フブキ(オス)が多摩動物公園から円山動物園(北海道)へ移動(3月)。大森山動物園生まれのヒカリ(メス)が円山動物園へ移動(10月)。繁殖強化のための配置転換です。
- 2025年5〜9月老齢個体の死亡が続く。リーベ(浜松・22歳・5月28日)、ヴァルデマール(多摩・21歳)、フク(多摩・8歳)が相次いで死亡。2025年9月20日、神戸市立王子動物園のユッコ(メス・16歳)が死亡し、同園のユキヒョウ飼育が終了。(出典: 神戸市立王子動物園公式、参照日: 2026-06-24)
- 2026年2月多摩動物公園のコボ(オス・2013年生)が繁殖を目的に旭山動物園へ移動(2月12日)。旭山ではユーリ(メス・2019年生)との繁殖をめざします。(出典: 東京都プレスリリース、参照日: 2026-06-24)
ユキヒョウがいる動物園【全国6か所一覧】
- 北海道地方
- 東北地方
- 関東地方
- 中部地方
【北海道】旭山動物園
旭山動物園では「もうじゅう館」でユキヒョウを展示しています。2026年2月、多摩動物公園からオスのコボが繁殖を目的に転入し、現在は2頭体制になっています。
旭山動物園 施設情報
施設名: 旭川市旭山動物園
住所: 北海道旭川市東旭川町倉沼
公式サイト: 旭川市旭山動物園
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ユーリ | メス | 2019年7月19日 | 旭山生まれ |
| コボ | オス | 2013年6月29日 | 多摩生まれ・2026年2月転入 |
旭山動物園の入園料・開園時間・行動展示の回り方は、施設記事でくわしく紹介しています。

販売者はKKday(第三者の販売サイト)で、キャンセル・返金の扱いはKKdayの規約によります。価格・販売状況は変動します
【北海道】円山動物園
円山動物園では「アジアゾーンの寒帯館」でユキヒョウを展示しています。2024年3月にフブキ(オス)が、2024年10月にヒカリ(メス)が繁殖強化のため転入し、現在3頭体制です。2026年1〜3月には繁殖に向けた同居も実施されました。
円山動物園 施設情報
施設名: 札幌市円山動物園
住所: 北海道札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
公式サイト: 札幌市円山動物園
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| シジム | メス | 2010年5月16日 | スウェーデン生まれ |
| フブキ | オス | 2017年5月24日 | モスクワ生まれ・2024年3月転入 |
| ヒカリ | メス | 2022年4月30日 | 大森山生まれ・2024年10月転入 |
【秋田県】大森山動物園
大森山動物園では「王者の森」でユキヒョウを展示しています。2021年3月に多摩動物公園からアサヒ(メス)が転入し、2022年にはリヒトとアサヒの間に日本最高齢記録を更新する初産でヒカリが誕生しました(ヒカリは2024年10月に円山動物園へ)。
大森山動物園 施設情報
施設名: 秋田市大森山動物園
住所: 秋田県秋田市浜田字潟端154番地
公式サイト: 秋田市大森山動物園
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アサヒ | メス | 2011年5月25日 | 多摩生まれ・2021年3月転入 |
| リヒト | オス | 2016年4月19日 | 旭山生まれ |
アサヒは2022年、11歳での初産に成功しました。これは日本のユキヒョウの初産年齢として最高齢の記録です。
【東京都】多摩動物公園
多摩動物公園では「アジア園」でユキヒョウを展示しています。広い放飼場で、岩の上や高い場所にいることが多いので、望遠レンズがあると撮りやすいですよ。2025〜2026年に個体数が減少し、現在は2頭体制です。
多摩動物公園 施設情報
施設名: 多摩動物公園
住所: 東京都日野市程久保7-1-1
公式サイト: 東京ズーネット(多摩動物公園)
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ミルチャ | メス | 2008年6月26日 | 継続飼育 |
| ミミ | メス | 2009年5月13日 | 継続飼育 |
多摩ではヴァルデマール(21歳)、フク(8歳)が2025年8月に亡くなりました。またコボ(オス)は2026年2月に旭山動物園へ繁殖のために移動しています。展示状況は東京ズーネットでご確認ください。
【石川県】いしかわ動物園
いしかわ動物園では「ネコたちの谷」でユキヒョウを展示しています。2023年3月に石川県初の自園繁殖に成功し、メスのヒメルが誕生しました。屋外・室内の両方で展示されており、暑い日は室内にいることが多いです。
いしかわ動物園 施設情報
施設名: いしかわ動物園
住所: 石川県能美市徳山町600
公式サイト: いしかわ動物園(公式)
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スカイ | オス | 2011年5月25日 | 父親個体 |
| ジーマ | メス | 2010年5月 | 母親個体・旭山から転入 |
| ヒメル | メス | 2023年3月31日 | 石川初の自園繁殖個体 |
【愛知県】東山動植物園
東山動植物園では「ユキヒョウ舎」でユキヒョウを展示しています。2019年から変わらず2頭が飼育されており、安定した展示が続いています。
東山動植物園 施設情報
施設名: 東山動植物園
住所: 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
公式サイト: 東山動植物園(名古屋市公式)
※販売状況・価格は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ユキチ | オス | 2009年7月2日 | 多摩から転入 |
| リアン | メス | 2011年5月1日 | 円山から転入 |
ユキヒョウと同じくネコ科の希少な動物を探している方には、マヌルネコの一覧もあわせてどうぞ。

ユキヒョウ観察のコツ
ユキヒョウは高い場所を好む習性があります。展示場の岩の上や木の高い場所にいることが多いので、見上げながら探してみてください。多摩動物公園のように望遠レンズがあると撮りやすいですよ。
- 高い場所を見る: 地上より岩の上・木の上を好む。下ではなく上を見るのがポイント
- 開園直後がおすすめ: 朝は活動的な個体が多い。昼は休んでいることも
- 冬毛(秋〜冬)が見ごろ: もふもふの厚い毛並みが際立つ季節。写真映えも抜群
- 静かに観察: 急な動きや大きな声は禁物。じっくり待つのが基本
子どもと一緒に行くときは、「どこにいるか一緒に探してみよう!」と声をかけると、宝探し感覚で楽しめます。見つけたときの喜びはひとしおですよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本でユキヒョウが見られる動物園は何か所ですか?
A. 2026年6月時点で全国6か所・14頭です。旭山動物園(北海道)・円山動物園(北海道)・大森山動物園(秋田)・多摩動物公園(東京)・いしかわ動物園(石川)・東山動植物園(愛知)で見ることができます。展示状況は変わるため、来園前に各施設の公式サイトでご確認ください。
Q. ユキヒョウを一番多く見られるのはどの動物園ですか?
A. 2026年時点で3頭いるのは円山動物園(シジム・フブキ・ヒカリ)といしかわ動物園(スカイ・ジーマ・ヒメル)です。見られる頭数の多さで選ぶなら、この2か所がおすすめです。
Q. ユキヒョウはどんな動物ですか?
A. 中央アジアの高山地帯(標高2,000〜5,500m)に生息するネコ科の動物です。灰色がかった体に黒い斑点が特徴で、長い尾をバランス保持に使います。IUCNレッドリストでは「危急種(VU)」に分類されており、世界的に保全が必要な種です。
過去にユキヒョウがいた動物園
かつてユキヒョウを展示していた動物園を記録として残します。施設数・頭数は年々減少しています。
【和歌山県】アドベンチャーワールド
多摩動物公園生まれのシリウス(オス・2005年6月7日生)が飼育されていましたが、2020年9月18日に腎不全のため死亡しました。享年15歳。(出典: 東京ズーネット、参照日: 2026-06-24)
【静岡県】浜松市動物園
リーベ(メス・2003年5月12日生)が国内最高齢タイとして展示されていましたが、2025年5月28日に死亡しました。享年22歳でした。コハク(オス)は2020年12月17日に札幌市円山動物園に移動しています。
【兵庫県】神戸市立王子動物園
フブキ(オス)が2023年2月に多摩動物公園へ、その後2024年3月に円山動物園へ移動しました。ユッコ(メス・2009年5月2日生)が2025年9月20日に喉頭部の扁平上皮癌で死亡し、同園のユキヒョウ飼育が終了しました。(出典: 神戸市立王子動物園公式、参照日: 2026-06-24)
【熊本県】熊本市動植物園
スピカ(メス・2005年生)が飼育されていましたが、2023年8月21日に腎不全で死亡しました。享年18歳。熊本地震(2016年)の際には大牟田市動物園に避難するなど、地域で親しまれた個体でした。(出典: 熊本日日新聞、参照日: 2026-06-24)
そのほか過去にユキヒョウを展示していた動物園
- 【山梨県】甲府市遊亀公園附属動物園: 2019年7月20日にミュウ(享年16歳)が死亡し、飼育頭数が0頭になりました。
- 【群馬県】群馬サファリパーク: 2019年1月11日にマイ(享年15歳)が死亡し、飼育頭数が0頭になりました。
- 【福岡県】大牟田市動物園: 熊本地震で被災したスピカを一時預かっていましたが、2018年10月22日に熊本市動植物園へ戻りました。
- 【埼玉県】東武動物公園: 2009年に新ライオン舎の建設のためバックヤードに移り、そのまま展示されなくなりました。
本記事の情報は2026年6月時点のものです。各動物園の展示状況・個体情報は変更になる場合があります。来園前に必ず各動物園の公式サイトでご確認ください。

