青みがかった美しい羽と冠羽が魅力の飛べない鳥、カグー。日本で会える動物園を探していませんか?結論からお伝えすると、2026年7月時点で、日本国内でカグーを展示しているのは神奈川県の野毛山動物園1園だけです。本記事では、野毛山動物園での現在の飼育状況と、カグーという鳥の魅力をまとめました。
本記事の情報は2026年7月時点のものです。飼育状況・展示は変わる場合があります。おでかけ前に、最新情報を各施設の公式サイトで必ずご確認ください。
日本でカグーに会えるのは野毛山動物園だけ
2026年7月時点で、日本国内でカグーを展示しているのは、神奈川県横浜市の野毛山動物園だけです。カグーはニューカレドニアの固有種で、世界的にも飼育例が少なく、日本でカグーに会えるのは野毛山動物園のみという貴重な存在です。
【神奈川県】野毛山動物園
野毛山動物園では、オスの「ミドリン」と「ムラリン」の2羽のカグーを見ることができます。園内の工事にともなう引っ越しを経て、2024年11月にカグー舎での展示が再開されました。2羽はズーラシアに併設された繁殖センターで生まれた個体で、兄弟ではありませんが、いっしょに仲良く暮らしています。
| 名前 | 性別 | 生年月日 | 見分け方 |
|---|---|---|---|
| ミドリン | オス | 2016年5月24日 | 左脚に緑の足輪 |
| ムラリン | オス | 2016年7月18日 | 左脚に紫の足輪 |
2羽は左脚の足輪の色で見分けられます。緑の足輪がミドリン、紫の足輪がムラリンです。土のなかの昆虫を探して、くちばしを泥だらけにしながら歩き回る姿もかわいらしいポイントです。
野毛山動物園(神奈川県横浜市西区老松町63-10)
公式サイト: 野毛山動物園
※展示場所や公開状況は変わる場合があります。おでかけ前に公式サイトの最新情報をご確認ください。
出典: 野毛山動物園「カグー展示再開!!」(更新日 2024.11.21)/野毛山動物園「カグーのミドリンとムラリン」(参照日: 2026-07-02)
非展示:横浜市繁殖センター(神奈川県)
野毛山動物園のほかに、神奈川県横浜市の横浜市繁殖センターでもカグーが飼育されています。ただし、こちらは種の保存を目的とした施設で、一般には公開されていません。カグーを実際に見に行けるのは、あくまで野毛山動物園のみとなります。
カグーとはどんな鳥?
カグーは、南太平洋のニューカレドニアだけにすむ飛べない鳥です。青みがかった灰色の羽と、頭の後ろに伸びる冠羽が特徴で、ニューカレドニアを代表する鳥として大切にされています。翼はありますが飛ぶことはほとんどできず、地上で暮らします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英名 | Kagu |
| 学名 | Rhynochetos jubatus |
| 分布 | ニューカレドニアの固有種 |
| 全長 | 約55cm前後 |
| 特徴 | 青灰色の羽・立派な冠羽・ほとんど飛べない |
| 食性 | ミミズや昆虫、小動物など |
森の宝石とも呼ばれる美しい姿
カグーは、その気品ある姿から「森の宝石」「幻の鳥」などと呼ばれることもあります。おどろいたり求愛したりするときには、頭の冠羽を立てたり翼を大きく広げたりして、ふだんとは違う華やかな姿を見せてくれます。野毛山動物園でも、そんな瞬間に出会えるかもしれません。
ニューカレドニアの貴重な固有種
カグーはニューカレドニアの限られた森にしかすんでおらず、生息数も多くありません。現地では保護の取り組みが進められている、貴重な鳥です。日本で野毛山動物園がカグーを飼育・展示していることは、こうした希少な鳥を身近に知るうえでも意義のあることといえます。
カグーに会いに行くときのポイント
野毛山動物園は入園無料で、横浜の街なかからアクセスしやすい動物園です。カグーはくちばしで土を掘り返したり、ちょこちょこ歩き回ったりと動きも豊かなので、じっくり観察するのがおすすめです。展示場所や公開状況は変わることがあるため、おでかけ前に公式サイトやSNSで最新情報を確認しておくと安心です。
カグーのような「日本ではここでしか会えない珍しい鳥・動物」に興味がある方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。


よくある質問(FAQ)
日本でカグーに会える動物園はどこですか?
2026年7月時点、日本でカグーを展示しているのは神奈川県横浜市の野毛山動物園だけです。ミドリンとムラリンの2羽を見ることができます。
ミドリンとムラリンはどうやって見分けますか?
左脚の足輪の色で見分けられます。緑の足輪がミドリン、紫の足輪がムラリンです。どちらもオスで、ズーラシア併設の繁殖センターで生まれました。
カグーはどこにすんでいる鳥ですか?
カグーは南太平洋のニューカレドニアだけにすむ固有種です。青灰色の羽と立派な冠羽が特徴で、ほとんど飛ぶことができません。
まとめ
カグーの飼育状況(2026年7月時点)
- 日本でカグーを展示しているのは野毛山動物園(神奈川県横浜市)だけ
- オスの「ミドリン」「ムラリン」の2羽が飼育され、2024年11月に展示再開
- 横浜市繁殖センターにも在籍するが、こちらは非公開
- カグーはニューカレドニア固有の飛べない鳥で、青灰色の羽と冠羽が美しい
日本では野毛山動物園でしか会えない、貴重なカグー。冠羽を立てた美しい姿や、土を掘り返す愛らしいしぐさをぜひ現地で観察してみてくださいね。おでかけ前には、公式サイトで展示状況を確認しておきましょう。


