見た目のめずらしさから「世界三大珍獣」と呼ばれるのが、オカピ・コビトカバ・ジャイアントパンダの3種です。「日本の動物園で3種とも会えるの?」と気になって調べている方も多いはず。この記事では、2026年最新の状況をやさしくまとめました。結論からお伝えすると、オカピとコビトカバは今も日本の動物園で会えますが、ジャイアントパンダは2026年現在、日本国内にはいません。それぞれの現状と、パンダがいなくなった経緯を順にご紹介します。
本記事の在籍・展示状況は2026年6月30日時点で各施設の公式サイトや報道等を確認した情報です。動物の在籍や展示は個体の体調・移動などで変わることがあります。お出かけ前に必ず各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
世界三大珍獣とは?
「世界三大珍獣」とは、生息数の少なさや発見の歴史、独特な姿から特にめずらしいとされるオカピ・コビトカバ・ジャイアントパンダの3種を指す通称です。いずれもアフリカや中国の限られた地域にすむ動物で、世界的にも貴重な存在として知られています。
2026年6月時点で日本の動物園に会えるか早見表
| 珍獣 | 日本で会える? | おもな会える施設(2026年時点) |
|---|---|---|
| オカピ | 会える | よこはま動物園ズーラシア・横浜市立金沢動物園 |
| コビトカバ | 会える | 上野動物園・東山動植物園・いしかわ動物園・神戸どうぶつ王国・ニフレル など |
| ジャイアントパンダ | 会えない(国内不在) | 2026年1月の上野返還により日本国内にはいません |
※ 会える施設は代表例です。個体の在籍頭数や名前は変動するため、各動物の詳しい飼育施設は後述の専門記事でご確認ください。
オカピ|日本では2つの動物園で会える
オカピは、しま模様の脚を持ちながらキリンの仲間という、ふしぎな姿の動物です。アフリカ・コンゴの熱帯雨林にすみ、世界的にも数が少ない希少種として知られています。
2026年6月時点で、日本でオカピに会えるのはよこはま動物園ズーラシア(神奈川県)と横浜市立金沢動物園(神奈川県)の2施設です。かつては上野動物園でも飼育されていましたが、オスの「トト」が2023年に亡くなり、現在は展示していません。オカピに会いに行くなら、神奈川・横浜エリアの2園がねらい目です。
オカピが今どの動物園にいるか、個体の名前や見どころは、次の専門記事でくわしく紹介しています。最新の在籍状況もこちらでチェックできます。

出典: るるぶKids「オカピがいる日本の動物園」/よこはま動物園ズーラシア公式(参照日: 2026-06-30)
コビトカバ|日本の複数の動物園で会える
コビトカバ(ミニカバ)は、ふつうのカバよりずっと小柄で、体重は200〜300kgほど。アフリカ西部の森林や湿地にひっそりと暮らす、こちらも希少な動物です。まるっとしたフォルムと愛らしい表情で、動物園でも人気があります。
2026年6月時点で、日本でコビトカバに会えるのは上野動物園(東京都)・東山動植物園(愛知県)・いしかわ動物園(石川県)・神戸どうぶつ王国(兵庫県)・ニフレル(大阪府)などです。三大珍獣のなかでは、日本でもっとも会いやすい存在といえます。
コビトカバに会える動物園の一覧や、各園の個体・見どころは、次の専門記事でくわしく紹介しています。最新の在籍状況もこちらでご確認ください。

出典: るるぶKids「コビトカバに会える動物園」/いこーよニュース「コビトカバに会える動物園5選」(参照日: 2026-06-30)
ジャイアントパンダ|2026年現在、日本国内にはいません
大切なお知らせ:世界三大珍獣のうちジャイアントパンダは、2026年現在、日本の動物園では会えません。長らくパンダがいた上野動物園でも、2026年1月の中国返還により飼育がいったん途切れ、約54年ぶりに国内ゼロとなりました。
かつては上野動物園(東京)、アドベンチャーワールド(和歌山)、神戸市立王子動物園(兵庫)でジャイアントパンダに会うことができました。しかし、2024年から2026年にかけて、返還や死亡が相次ぎ、いずれの施設も現在パンダを展示していません。三大珍獣のうちパンダだけが、いま日本では会えない状況です。
日本からパンダがいなくなるまでの経緯(時系列)
| 施設 | できごと |
|---|---|
| 神戸市立王子動物園(兵庫) | タンタン(メス)が2024年3月31日に死亡(28歳)。以後パンダ不在 |
| 上野動物園(東京) | リーリー・シンシンを2024年9月に返還。双子シャオシャオ・レイレイを2026年1月下旬に返還(観覧最終日2026年1月25日) |
| アドベンチャーワールド(和歌山) | 残る4頭(良浜・結浜・彩浜・楓浜)を2025年6月28日に中国へ返還 |
これらの返還は、日本のパンダが中国からの貸与(借り受け)という形で来ており、貸与契約の期間満了や協定にもとづく取り決めによるものです。日本で生まれた子どもも、協定にもとづき一定の月齢で返還の対象になります。本記事では、個別の返還理由や背景について、確定していない事情の推測は行いません。
出典: 日本経済新聞(上野の双子パンダ2026年1月返還・国内ゼロ)/nippon.com(アドベンチャーワールド2025年6月返還)/神戸市立王子動物園公式(タンタン病死のご報告)(参照日: 2026-06-30)
今後の日本へのパンダ来園について、2026年6月時点で確定した発表はなく、見通しは未定です。パンダの返還の経緯や、代わりに会える動物については、次の記事でくわしくまとめています。

三大珍獣を効率よくめぐるなら
2026年時点で日本で会えるのは、オカピとコビトカバの2種です。それぞれの会える施設をふまえて、お出かけプランを立ててみましょう。
関東でめぐるなら
オカピは横浜のよこはま動物園ズーラシア・横浜市立金沢動物園、コビトカバは上野動物園で会えます。東京・神奈川をまわれば、三大珍獣のうち2種を1〜2日で見に行くプランが立てやすいです。
関西でめぐるなら
コビトカバは神戸どうぶつ王国やニフレル(大阪)で会えます。関西方面ではオカピの展示は確認できていないため、オカピに会いたい場合は横浜エリアへの遠征を計画するのがおすすめです。
三大珍獣ほど名前は知られていませんが、近い仲間が一種もいない「1目1科1属1種」という点では、ツチブタの珍しさも引けを取りません。国内で会えるのは4施設だけです。

よくある質問(FAQ)
世界三大珍獣は日本の動物園で3種とも会えますか?
2026年6月時点では、3種のうちオカピとコビトカバの2種に日本の動物園で会えます。ジャイアントパンダは2026年1月の上野動物園の返還により、日本国内にはいません。
オカピに会える動物園はどこですか?
2026年6月時点で、よこはま動物園ズーラシアと横浜市立金沢動物園(いずれも神奈川県)で会えます。上野動物園はオスの「トト」が2023年に亡くなり、現在は展示していません。
コビトカバに会える動物園はどこですか?
2026年6月時点で、上野動物園・東山動植物園・いしかわ動物園・神戸どうぶつ王国・ニフレルなどで会えます。三大珍獣のなかでは、日本でもっとも会いやすい動物です。
日本でジャイアントパンダに会えないのはなぜですか?
日本のパンダは中国からの貸与で、貸与契約の期間満了や協定にもとづき返還されます。上野動物園の2頭が2026年1月に返還され、和歌山・神戸もすでに不在となったため、2026年現在、日本国内にジャイアントパンダはいません。今後の来園は未定です。
まとめ
世界三大珍獣と日本の動物園(2026年6月30日時点)
- オカピ … よこはま動物園ズーラシア・横浜市立金沢動物園(神奈川)で会える
- コビトカバ … 上野・東山・いしかわ・神戸どうぶつ王国・ニフレルなどで会える(もっとも会いやすい)
- ジャイアントパンダ … 2026年1月の上野返還で国内ゼロ。現在日本では会えない
- パンダの返還は中国からの貸与契約の満了・協定にもとづくしくみによるもの。今後の来園は未定
世界三大珍獣のうち、オカピとコビトカバは今も日本の動物園で会うことができます。一方で、ジャイアントパンダは2026年に国内からいなくなりました。さみしいニュースではありますが、これは貸与というしくみのなかで起きたことです。まずは会えるオカピ・コビトカバに、ぜひ実際に会いに行ってみてくださいね。お出かけ前には、各施設の最新の在籍・営業状況を公式サイトで必ずご確認ください。


