まんまるな体でぷかぷか泳ぐマンボウに会える水族館を探していませんか?マンボウは飼育がとても難しい魚で、日本で会えるのは2026年7月時点で大洗・鴨川シーワールド・越前松島・海遊館・海響館の5館です。本記事では、この5館でマンボウがどこで見られるのか、水槽・料金・見どころとあわせて紹介しています。これまで展示していたいおワールドかごしま水族館は、2026年7月8日に展示個体が死亡し、展示を終了しました。「マンボウの泳ぐ水族館」で知られた志摩マリンランドなど、現在は会えない館の状況もまとめたので、参考にしてみてくださいね。
マンボウに会える水族館は日本で5館(2026年7月時点)
マンボウは水槽の壁にぶつかりやすく、飼育がとても難しい魚として知られています。そのため、常設または長期でマンボウを展示している水族館はごくわずかです。2026年7月29日時点で、各館の公式サイトや展示情報でマンボウの飼育を確認できたのは次の5館です。下の表に、展示している水槽や大人料金の目安をまとめました。
| 水族館 | 所在地 | 展示水槽・場所 | 大人料金の目安 |
|---|---|---|---|
| アクアワールド茨城県大洗水族館 | 茨城・大洗町 | 3階「悠久の海ゾーン」のマンボウ水槽 | 2,300円 |
| 鴨川シーワールド | 千葉・鴨川市 | エコアクアローム内「マンボウ水槽」 | 3,300円 |
| 越前松島水族館 | 福井・坂井市 | 入口付近の水槽(2025年4月に展示再開) | 2,200円 |
| 海遊館 | 大阪市 | 「太平洋」水槽(常設展示) | 2,700〜3,500円(変動制) |
| しものせき水族館 海響館 | 山口・下関市 | フグ目の展示コーナー | 2,500円 |
マンボウは水槽での飼育がとても難しく、体調の変化で展示が続けられなくなることがあります。実際に、多くの水族館で展示の中断や再開がくり返されてきました。「マンボウに会いたい」という場合は、おでかけ前に各館の公式サイトやSNSで、その日の展示状況を確認してから向かうと安心です。
マンボウに会える水族館5館を詳しく紹介
アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城・大洗町)
マンボウといえば、まず名前があがるのがアクアワールド茨城県大洗水族館です。3階の「悠久の海ゾーン」にマンボウ水槽があり、1つの水槽で複数のマンボウを飼育しています。飼育員がマンボウの生態を解説し、お食事シーンも見られる「マンボウウォッチング」(約10分)が1日2回、10:45〜と15:00〜に行われているのもこの館ならではです。開催時間は日によって変わることがあるので、公式サイトのスケジュールを確認してからおでかけしてください(公式サイト/2026年7月29日時点)。
入館料は大人(高校生以上)2,300円、小・中学生1,100円、幼児(3歳以上)400円、3歳未満は無料です(公式サイト/2026年7月10日時点)。大洗水族館は飼育するサメの種類数の多さでも知られる水族館です。館内の見どころは、別記事でくわしく紹介しています。

※販売状況・価格は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください
鴨川シーワールド(千葉・鴨川市)
千葉県の鴨川シーワールドでは、入口すぐの「エコアクアローム」というエリアにあるマンボウ水槽で、マンボウに会えます。同館はマンボウが手からエサを食べるように訓練しており、係員が特製のヒシャクで合図を送ってから水槽に手を入れ、イカ・エビ・カキ・マグロなどをペースト状にした柔らかいエサをあたえています。神経質なマンボウの健康管理に役立てるための工夫です(公式サイト/2016年1月13日掲載)。なお同館の公式サイトには、エリアごとの展示生物一覧や、その日の展示状況を示すページがありません。マンボウ目当てで行くときは、来館前に電話などで確認すると安心です(2026年7月29日時点)。
1DAYチケットの料金は、大人(高校生以上)3,300円、小・中学生2,000円、幼児(4歳以上)1,300円です(公式サイト/2026年7月10日時点)。マンボウのほかにも、シャチやイルカのパフォーマンスが楽しめる大型の水族館テーマパークです。
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越前松島水族館(福井・坂井市)
福井県の越前松島水族館では、改札口から入ってすぐの水槽でマンボウがお出迎えしてくれます。水槽は正八角形で、内側には衝突の衝撃をやわらげるビニールシートが張られています。先代のマンボウは2017年3月に和歌山県のすさみ町立エビとカニの水族館からやってきて、2024年11月13日に死亡するまで飼育されました。同館は飼育日数2,800日を「世界記録第2位の長期飼育記録」と発表しています。現在展示されているのは、2025年2月に三重県の海からやってきた個体です(公式サイト/2026年7月29日時点)。
入館料は大人2,200円、小・中学生1,200円、3歳以上600円、3歳未満は無料です(公式サイト/2026年7月10日時点)。日本海に面した景色のよい水族館で、生きものにふれあえる展示も多くそろっています。
海遊館(大阪市)
大阪・天保山にある海遊館では、ジンベエザメで有名な巨大な「太平洋」水槽で、マンボウに会えます。2024年7月にやってきた個体は、搬入時に全長97cmだったのが8か月後には123cmまで成長しました。さらに2025年7月4日には、高知県の以布利センターから全長97cm・オスのマンボウが加わっています。同館は、この時点で「太平洋」水槽にマンボウ2匹がいると紹介しました。ジンベエザメやエイなど、たくさんの生きものが泳ぐ大水槽の中でマンボウを探すのも、海遊館ならではの楽しみ方です。マンボウのお食事タイムは10:30〜と15:00〜の1日2回です(公式サイト/2026年7月29日時点)。
入館料は期間によって変わる変動制で、大人(高校生以上)2,700〜3,500円です。マンボウのいる「太平洋」水槽は海遊館の常設展示なので、じっくり観察できます。最新の料金は公式サイトで確認してください(2026年7月10日時点)。
しものせき水族館 海響館(山口・下関市)
山口県下関市の海響館は、関門海峡に面した水族館で、フグの仲間の展示コーナーでマンボウに会えます。マンボウはフグの仲間(フグ目マンボウ科)で、同館ではフグの仲間として展示・解説されているのが特徴です。かつては、マンボウにクラゲをあたえる「マンボウのクラゲタイム」が行われたこともあります(2025年8月のリニューアル後の展示位置や、開催中のイベントは時期により変わるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。2026年7月10日時点)。
入館料は大人(一般)2,500円、小・中学生1,200円、幼児(3歳以上)500円です(下関市民は割引あり)。料金は改定されることがあるため、最新の金額は公式サイトで確認してください(2026年7月10日時点)。
過去に飼育していた・現在は会えない水族館
「あの水族館にマンボウがいたはず」と思って調べている方のために、過去に飼育していた館や、現在は展示していない館の状況も正直にまとめました。マンボウは展示の中断が多いので、おでかけ前に確認しておくと安心です。
いおワールドかごしま水族館(鹿児島市)※2026年7月に展示終了
鹿児島市のいおワールドかごしま水族館は、ジンベエザメで知られる「黒潮大水槽」でマンボウを展示していましたが、2026年7月9日に「マンボウ展示終了のお知らせ」を掲載しました。それによると、黒潮大水槽で展示していたマンボウは7月8日朝の点検時に水槽の底で横たわっているのが見つかり、治療と経過観察を行ったものの、同日夕方に死亡したとのことです。死因は調査中とされています(公式サイト/2026年7月29日確認)。
同館のマンボウは、もともとイルカ水路での季節展示でした。同館公式X(2026年6月4日)によると、2026年はその個体を黒潮大水槽へ移し、長期飼育に挑戦していたところでした。黒潮大水槽は水量1,500㎥の大型水槽で、ジンベエザメなども泳ぐ同館の目玉展示です(公式サイト/2026年8月1日確認)。そのため、2026年7月時点でかごしま水族館ではマンボウに会えません。次のシーズンに展示が再開されるかどうかは、公式サイトのお知らせで確認してください。
志摩マリンランド(三重・志摩市)※2021年から営業休止
三重県の志摩マリンランドは、「マンボウの泳ぐ水族館」をうたい、長くマンボウの展示で親しまれてきました。しかし、建物や設備の老朽化のため、2021年3月31日で営業を休止しています。飼育していたマンボウなどの生きものは、県内外の施設に引きつがれました。マンボウ目当てで検討している場合、現在この水族館では会えないので注意してください(公式サイト/2026年7月10日時点)。
横浜・八景島シーパラダイス(神奈川)※2024年に展示終了
神奈川県の横浜・八景島シーパラダイスでは、かつてマンボウを飼育していましたが、2024年7月にマンボウの展示を終了しています。現在は、ほかの海の生きものの展示を楽しむ形になります。訪れる際は、最新の展示状況を公式サイトで確認してください。
サンシャイン水族館・仙台うみの杜水族館・下田海中水族館など
このほか、東京のサンシャイン水族館は2023年11月、静岡の下田海中水族館は2025年5月にマンボウの展示を終了しています。宮城の仙台うみの杜水族館でも、2024年5月に飼育していた個体が死んでしまいました。マンボウは体調の変化で展示が続けられなくなることが多く、こうした展示の終了や再開がたびたびあります。目当ての館があるときは、必ず公式サイトで最新の展示状況を確認してからおでかけしてください。
マンボウの豆知識
水族館でマンボウに会う前に知っておくと、観察がもっと楽しくなる豆知識を紹介します。
- じつはフグの仲間…マンボウは「フグ目マンボウ科」に分類される、フグの仲間です。まんまるな体つきからは想像しにくいですが、フグと同じグループの魚です。
- 尾ビレがない…マンボウには、ふつうの魚にある尾ビレがありません。体のうしろにある「舵(かじ)ビレ」で向きを調整し、上下の大きなヒレを動かしてゆっくり泳ぎます。
- とても大きく重くなる…大きく育つと全長2m以上、体重も数百kgに達することがある、世界でもっとも重い部類の硬骨魚です。水族館では、大きな体がぷかぷか泳ぐ姿を間近で見られます。
- 飼育がとても難しい…マンボウは水槽の壁にぶつかって傷つきやすいため、飼育がとても難しい魚です。水族館では壁にくふうをするなど、長く元気に育てるための対策がとられています。
ちなみに、マンボウと同じように飼育が難しく、会える館が限られている人気の海の生きものにジンベエザメがいます。大きな生きものに会える水族館を探している方は、こちらもあわせてどうぞ。

よくある質問(FAQ)
- Qマンボウに会える水族館は日本にいくつありますか?
- A
2026年7月時点で、常設または長期でマンボウを展示していると確認できるのは、アクアワールド茨城県大洗水族館・鴨川シーワールド・越前松島水族館・海遊館・しものせき水族館 海響館の5館です。いおワールドかごしま水族館は2026年7月8日に展示個体が死亡し、展示を終了しました。マンボウは飼育が難しく展示状況が変わりやすいため、最新の情報は各館の公式サイトで確認してください。
- Qマンボウ専用の水槽がある水族館はどこですか?
- A
アクアワールド茨城県大洗水族館と越前松島水族館です。大洗は3階「悠久の海ゾーン」にマンボウ水槽があり、1つの水槽で複数のマンボウを飼育しています。飼育員が解説する「マンボウウォッチング」も1日2回行われています。越前松島は改札口を入ってすぐに正八角形のマンボウ水槽があり、内側には衝突の衝撃をやわらげるビニールシートが張られています(各館公式サイト/2026年7月29日時点)。
- Q志摩マリンランドではもうマンボウを見られないのですか?
- A
「マンボウの泳ぐ水族館」として知られた三重県の志摩マリンランドは、建物や設備の老朽化のため、2021年3月31日で営業を休止しています。そのため、現在この水族館ではマンボウを見られません。飼育していた生きものは、県内外の施設に引きつがれました。
- Qマンボウはサメですか?フグの仲間って本当ですか?
- A
マンボウはサメではなく、「フグ目マンボウ科」に分類されるフグの仲間です。まんまるな体つきからは意外に思えますが、フグと同じグループの魚です。尾ビレがなく、体のうしろにある「舵(かじ)ビレ」で向きを調整しながら、ゆっくり泳ぎます。
まとめ
- 2026年7月時点でマンボウに会えるのは、大洗・鴨川シーワールド・越前松島・海遊館・海響館の5館
- 専用の「マンボウ水槽」でじっくり見るなら、飼育員の解説プログラムもあるアクアワールド茨城県大洗水族館
- いおワールドかごしま水族館は2026年7月8日に展示個体が死亡し展示終了。志摩マリンランドは2021年から営業休止、八景島・サンシャイン・下田なども現在は展示なし
- マンボウは飼育が難しく展示状況が変わりやすいので、最新の状況は各館の公式サイトで確認を
まんまるな体でぷかぷか泳ぐマンボウは、飼育がとても難しく、日本でも限られた水族館でしか会えません。だからこそ、水槽の中でゆったり漂う姿には、ほかの魚にはない不思議な魅力があります。雨の日でも楽しめる水族館は、こちらの記事でも紹介しています。お近くや旅先の水族館を、マンボウに会えるおでかけ先として検討してみるのもおすすめです。

大洗水族館の割引券はどこで買える?実額を比較もあわせてどうぞ。マンボウに会えるアクアワールド大洗を、いちばん安く楽しむ方法をまとめています。



