「ゾウに会える動物園はどこ?」「エサやりやショーはできるの?」——大きな体と長い鼻が魅力のゾウは、子どもから大人まで大人気の動物です。この記事では、ゾウに会える全国の動物園を動物園リサーチ編集部が紹介します(2026年7月時点)。まずはエサやり体験や展示が名物の6園を詳しくご紹介し、そのあと地域別に主な飼育園を一覧でまとめました。アジアゾウとアフリカゾウの見分け方もあわせて解説するので、おでかけ前の下調べにお役立てください。
ゾウってどんな動物?アジアゾウとアフリカゾウの違い
ゾウは陸上で最大級の動物で、長い鼻を手のように器用に使って食べたり水を飲んだりします。動物園で見られるゾウは、大きくアジアゾウとアフリカゾウの2種類に分けられます。国内の動物園ではアジアゾウを飼育している園が多く、アフリカゾウを飼育している園は比較的少なめです。
見分け方はいくつかありますが、いちばんわかりやすいのは耳の大きさ。アフリカゾウは耳がとても大きく体も大きいのに対し、アジアゾウは耳が小さめで背中が丸みを帯びています。また、アフリカゾウはオス・メスとも牙が目立ちますが、アジアゾウはメスの牙が目立たないことが多いのも特徴です。動物園に行ったら、どちらのゾウか耳の大きさで見比べてみてくださいね。
動物園のゾウは主にアジアゾウとアフリカゾウの2種類。アフリカゾウは耳が大きく体も大きめ、アジアゾウは耳が小さめで背中が丸いのが見分けのポイントです。どちらも野生では数を減らしており、絶滅危惧(EN)に分類される、保護が心配されている動物です。
なお、アジアゾウにはいくつかの亜種があり、そのひとつ「スマトラゾウ」は日本でも群れで飼育されている園があります。スマトラゾウについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

エサやり・ショー・展示が名物の動物園6園
ゾウは全国の多くの動物園で会えますが、なかでもエサやりやショー、迫力ある展示が楽しめる園を6つ厳選してご紹介します。体験や展示の内容・実施状況は季節や状況で変わることがあるため、おでかけ前には必ず各園の公式サイトで最新情報をご確認くださいね。
1. 上野動物園(東京都)— 「ゾウのすむ森」でアジアゾウを観察
東京都台東区の恩賜上野動物園は、ゾウ展示の定番として知られる都市型動物園です。「ゾウのすむ森」ではアジアゾウが暮らしており、広々とした環境でのびのび過ごす姿を観察できます。アクセスがよく、パンダをはじめ人気動物もそろっているので、家族でのおでかけにぴったり。東京の動物園めぐりの中心にしやすい一園です。
2. 市原ぞうの国(千葉県)— ショーやエサやり体験が名物
千葉県市原市の市原ぞうの国は、国内でも有数の飼育頭数を誇るゾウ専門の施設です。たくさんのゾウが暮らし、ゾウたちが芸を披露するショーや、目の前でのエサやり、ゾウの鼻に乗る体験など、ゾウとの距離の近さが最大の魅力。ゾウ好きにはたまらないスポットです。体験の内容や実施時間は変わることがあるため、目当ての体験がある場合は公式サイトで最新のスケジュールを確認してからおでかけください。
3. 円山動物園(北海道)— 大型ゾウ舎で群れを観察
札幌市の円山動物園には、屋内プールも備えた大型の「ゾウ舎」があり、アジアゾウを群れで飼育しています。ゾウは本来、群れで暮らす社会的な動物。円山動物園では、複数のゾウが一緒に過ごす自然に近い群れの様子を観察できるのが大きな魅力です。水浴びや砂遊びをするゾウたちの姿は、いつまで見ていても飽きません。
4. 群馬サファリパーク(群馬県)— サファリ形式でスマトラゾウの群れを
群馬県富岡市の群馬サファリパークは、車やバスに乗って園内をめぐるサファリ形式の施設です。ここではアジアゾウの亜種である「スマトラゾウ」を群れで飼育しており、国内でも貴重な群れ展示が見られます。広いエリアでのびのび過ごすゾウたちを間近で観察できるのは、サファリパークならではの体験。スマトラゾウの群れについては、上でも紹介した専用の記事で詳しく解説しています。
5. 天王寺動物園(大阪府)— 都市型でアジアゾウに会える
大阪市の中心部にある天王寺動物園は、アクセスの良さが魅力の都市型動物園です。園内ではアジアゾウが暮らしており、大阪観光のついでにも立ち寄りやすいのがうれしいポイント。天王寺の街なかで大きなゾウに会えるのは、都市型動物園ならではの楽しみです。展示状況は変わることがあるため、来園前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
6. とべ動物園(愛媛県)— アフリカゾウに会える西日本の園
愛媛県砥部町のとべ動物園は、国内では比較的めずらしいアフリカゾウが暮らす動物園です。アフリカゾウの繁殖への取り組みでも知られ、話題を集めてきました。耳が大きく体も大きいアフリカゾウを西日本で観察できる貴重な園のひとつ。アジアゾウとの違いを見比べてみるのもおすすめです。個体や展示の状況は変わることがあるため、来園前に公式サイトで最新の展示状況をご確認ください。
【地域別】ゾウがいる主な動物園一覧
ゾウは全国の多くの動物園で飼育されています。ここでは、上でご紹介した園も含めて主な飼育園を地域別にまとめました。すべての飼育園を網羅したものではなく、また展示状況や個体の入れ替わりで会えないこともあります。表内の「種」は公式などで確認できた範囲の目安です。お目当ての園がある場合は、来園前に各園の公式サイトで最新の展示状況を確認しておくと安心です。
| 地域 | 主な飼育園(園名・所在地・種の目安) |
|---|---|
| 北海道 | 円山動物園(札幌市・アジアゾウ)/おびひろ動物園 |
| 東北 | 八木山動物公園(仙台市)/盛岡市動物公園ZOOMO |
| 関東 | 上野動物園(東京・アジアゾウ)/多摩動物公園(東京・アジアゾウ)/宇都宮動物園(栃木)/市原ぞうの国(千葉)/群馬サファリパーク(群馬・スマトラゾウ) |
| 中部 | 東山動植物園(愛知)/浜松市動物園(静岡) |
| 近畿 | 天王寺動物園(大阪・アジアゾウ)/京都市動物園(アジアゾウ)/神戸市立王子動物園(兵庫・アジアゾウ) |
| 中国・四国 | 福山市立動物園(広島・アジアゾウ)/とべ動物園(愛媛・アフリカゾウ) |
| 九州・沖縄 | 到津の森公園(福岡・アジアゾウ)/熊本市動植物園/平川動物公園(鹿児島・アジアゾウ) |
一覧は各園公式サイトおよびゾウの飼育園まとめ情報を参考に、動物園リサーチ編集部が作成(参照日2026-07-06)。展示・在園状況や飼育している種は変わることがあるため、各園公式で最新情報をご確認ください。
ゾウに会いに行くときのポイント
ゾウをより楽しむために、おでかけ前に知っておきたいポイントをまとめました。
- エサやり時間やショーの時間をチェック:エサやりやショーは時間が決まっている園が多く、内容や実施日も変わることがあります。目当ての体験がある場合は、公式サイトで最新のスケジュールを確認しておきましょう。
- アジアゾウかアフリカゾウか耳で見比べる:園でどちらのゾウを飼育しているかは変わることがあります。耳の大きさや牙に注目して、種類を見比べてみると観察がぐっと楽しくなります。
- ゾウは大型動物・ルールを守って観察を:ゾウはとても大きく力の強い動物です。柵から手を出したり大きな音を立てたりせず、各園のルールを守ってやさしく観察してくださいね。
ほかの動物にも会える人気の動物園を探すなら、こちらの記事も参考になりますよ。


ほかの動物別に「会える動物園」を探したい方は、こちらもどうぞ。

ゾウがいる動物園に関するよくある質問
A. 千葉県の市原ぞうの国では、ゾウのショーやエサやりなどの体験を楽しめます。このほかにも、時間を決めてエサやりイベントを行う動物園があります。実施内容や条件は季節や状況で変わるため、来園前に各園の公式サイトでご確認ください。
A. いちばんわかりやすいのは耳の大きさです。アフリカゾウは耳がとても大きく体も大きいのに対し、アジアゾウは耳が小さめで背中が丸みを帯びています。また、アフリカゾウはオス・メスとも牙が目立ちますが、アジアゾウはメスの牙が目立たないことが多いのも特徴です。国内の動物園ではアジアゾウを飼育している園が多めです。
A. 国内の動物園ではアジアゾウを飼育している園が多く、アフリカゾウを飼育している園は比較的少なめです。西日本では愛媛県のとべ動物園などでアフリカゾウに会えます。飼育している種は変わることがあるため、来園前に各園の公式サイトで最新情報をご確認ください。
まとめ|お気に入りのゾウに会いに行こう
ゾウは、北海道から九州まで全国の多くの動物園で会える人気者です。ショーやエサやりが楽しめる園、群れの様子を観察できる園、めずらしいアフリカゾウに会える園など、園ごとに楽しみ方はさまざま。体験や展示の内容、料金・営業時間は変わることがあるので、おでかけ前には各園の公式サイトで最新情報をチェックしてくださいね。大きな体と長い鼻が魅力のゾウに、ぜひ会いに行ってみてください。


