ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)に会いに行きませんか?2026年現在、日本でジャイアントマンタを見られる水族館は沖縄美ら海水族館の1か所だけです。世界最大のエイで、体の横幅は約6mに達することもあります。本記事では、世界最大のエイの生態と、唯一の展示施設である沖縄美ら海水族館「黒潮の海」大水槽の見どころをまとめています。参考にしてみてくださいね。
本記事の情報は2026年6月時点のものです。展示状況や個体の状態は変更になる場合があります。来館前に必ず沖縄美ら海水族館の公式サイトで最新情報をご確認ください。
ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)とは
ジャイアントマンタは、和名をオニイトマキエイという世界最大のエイです。「マンタ」と呼ばれるエイにはオニイトマキエイとナンヨウマンタの2種がいますが、より大きくなるのがオニイトマキエイです。成長すると体の横幅(体盤幅)が約6mに達することもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | オニイトマキエイ |
| 学名 | Mobula birostris |
| 体盤幅 | 最大約6m(世界最大のエイ) |
| 生息域 | 外洋(世界の熱帯〜温帯海域) |
| 食性 | プランクトンや小魚をろ過して食べる |
| 保全状況 | EN(絶滅危惧/Endangered)- IUCNレッドリスト |
出典: 沖縄美ら海水族館 美ら海生き物図鑑「オニイトマキエイ」・Marine Megafauna Foundation(IUCN)(参照日: 2026-06-26)
口を大きく開けてプランクトンを食べる
大きな体に反して、ジャイアントマンタが食べるのはプランクトンや小魚といった小さな生き物です。海中をゆったりと泳ぎながら大きな口を開け、海水ごと吸い込んでプランクトンをこし取って食べます。鋭い歯で獲物を襲うようなことはなく、とても穏やかな性質の生き物です。
ナンヨウマンタとの見分け方
オニイトマキエイとよく似た仲間に「ナンヨウマンタ」がいます。長い間同じ種と考えられていましたが、2009年に別の種だと確認されました。沖縄美ら海水族館では両方を見ることができるので、次のポイントで見分けてみましょう。
| 項目 | オニイトマキエイ | ナンヨウマンタ |
|---|---|---|
| 体盤幅 | 最大約6m | 最大約4m |
| 口の周りの色 | 黒っぽい | 白っぽい |
| 背中の模様 | T字型 | V字型 |
出典: 沖縄美ら海水族館 美ら海生き物図鑑(参照日: 2026-06-26)
野生では謎が多く、IUCNの絶滅危惧種
ジャイアントマンタは外洋を回遊する生き物で、野生での生態や繁殖については分かっていないことが多く残されています。漁業による影響で数を減らしており、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストではEN(絶滅危惧)に指定されています。マンタの仲間で初めて絶滅危惧に分類された種でもあり、世界的に保護が進められています。
ジャイアントマンタがいる水族館(2026年最新・日本唯一)
2026年6月時点、日本でジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)を飼育・展示しているのは沖縄美ら海水族館の1か所だけです。世界で初めてジャイアントマンタの飼育に成功した水族館でもあります。
【沖縄県】沖縄美ら海水族館「黒潮の海」大水槽
沖縄美ら海水族館では、巨大な「黒潮の海」大水槽でジャイアントマンタを展示しています。ジンベエザメと同じ大水槽を悠々と泳ぐ姿は大迫力です。2018年11月に世界で初めて展示が始まり、一時中止を経て、2020年5月30日に「黒潮の海」へ移って展示が再開されました。展示再開時点での横幅は約4.6mと発表されています。
同じ大水槽では、オニイトマキエイ・ナンヨウマンタ・ブラックマンタの3種類のマンタが一緒に泳いでいます。沖縄美ら海水族館によると、3種が同じ水槽を泳ぐ姿が見られるのは世界でも沖縄美ら海水族館だけで、2024年8月5日には世界で初めて水族館でブラックマンタの赤ちゃんが誕生し、2024年12月10日から親子での展示も始まったとされています。
沖縄美ら海水族館
住所: 沖縄県国頭郡本部町石川424番地(海洋博公園内)
公式サイト: 沖縄美ら海水族館(公式)
※開館時間・休館日・入館料は時期により変わります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
同じ「黒潮の海」大水槽では、世界でここだけが飼育するヒメイトマキエイ(マンタの小さな仲間)も展示されています。マンタの仲間をもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

ジャイアントマンタを見るときのポイント
口を開けて泳ぐ姿に注目
ジャイアントマンタはプランクトンを食べるとき、大きな口を開けて泳ぎます。頭の左右にある「頭鰭(とうき)」と呼ばれるヒレを広げて、海水を口へ導く様子は見ごたえがあります。給餌の時間帯は活発に泳ぐことが多いので、公式サイトで給餌時間を調べてから訪れると、より楽しめますよ。
3種類のマンタを見比べてみよう
せっかく沖縄美ら海水族館を訪れるなら、オニイトマキエイ・ナンヨウマンタ・ブラックマンタの違いを見比べてみましょう。体の大きさ、口の周りの色、背中の模様に注目すると、種類の違いがよく分かります。真っ黒なブラックマンタは見つけられると特別感がありますよ。
下から見上げる位置もおすすめ
「黒潮の海」大水槽は、正面の大きなアクリルパネルから見るだけでなく、水槽の下側から見上げられる場所もあります。マンタがちょうど頭の上を通過するタイミングは迫力満点です。混雑する時間帯を避けると、ゆっくり観察できます。
よくある質問(FAQ)
ジャイアントマンタはどこで見られますか?
2026年6月時点、日本でジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)を見られるのは沖縄美ら海水族館の1か所だけです。「黒潮の海」大水槽で展示されています。
ジャイアントマンタとマンタは違う生き物ですか?
「マンタ」はオニイトマキエイとナンヨウマンタの通称です。このうち、より大きくなるオニイトマキエイがジャイアントマンタと呼ばれます。沖縄美ら海水族館では両方を見ることができます。
ジャイアントマンタはどのくらい大きいですか?
体の横幅(体盤幅)が約6mに達することもある世界最大のエイです。よく似たナンヨウマンタは最大約4mなので、オニイトマキエイの方が大きくなります。
ジャイアントマンタは人を襲いますか?
ジャイアントマンタはプランクトンや小魚をこし取って食べる穏やかな生き物で、人を襲うことはありません。尾には毒針もなく、おとなしい性質です。
マンタに会える美ら海水族館の入館料を安くする方法は、割引情報だけを1本にまとめた次の記事で詳しく紹介しています。

まとめ
- ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)は体盤幅約6mの世界最大のエイ
- 2026年現在、日本で見られるのは沖縄美ら海水族館「黒潮の海」大水槽の1か所だけ
- オニイトマキエイ・ナンヨウマンタ・ブラックマンタの3種が同じ水槽で泳ぐのは世界でここだけ
- IUCNレッドリストでEN(絶滅危惧)に指定されている
世界最大のエイが頭の上を悠々と泳ぐ姿は、沖縄美ら海水族館でしか味わえない体験です。沖縄を訪れる際は、ぜひ「黒潮の海」大水槽でジャイアントマンタに会ってみてくださいね。海のいきものをもっと知りたい方は、マナティーの記事もどうぞ。



